一年前に慢性腎不全と診断された愛犬の闘病記です。
慢性腎不全の指標の標準値は、
血中クレアチニン=1.4 mg/dL 以下
血中尿素窒素 (BUN) =30 mg/dL 以下
リン=5 mg/dL以下
経過
2020年6月末、
ヨークシャテリア、15歳、食欲不振、ふらつきがみられ、近所のクリニックを受診。
クレアチニン=7.4 mg/dL, BUN=189 mg/dL
「もう手の施しようがない」と医者に言われる。
処方;クレメジン
2020年7月3日、
別の動物病院に電話、検査結果を持ってきてくださいとのこと。
「即点滴が必要」と言われる。
2020年7月4日、
点滴開始、1週間毎日昼間のみ点滴
2020年7月6日、
点滴3日目、クレアチニン=6.6 mg/dL, BUN=123 mg/dL, リン=8 mg/dL
2020年7月13日、
点滴7日目、クレアチニン=5.8 mg/dL, BUN=71 mg/dL, リン標準内
その後、週一で皮下補水
処方;クレメジン、ピモベハート(心臓弁の異常もあり)、腎臓ケア用ドライフード
フード;ビオピュア、ロイヤルカナン
2020年8月23日、
クレアチニン=4.7 mg/dL, BUN=57 mg/dL
フード;ビオピュア、ドライフード
週一補水中止
2020年9月17日、
クレアチニン=5.2 mg/dL, BUN=59 mg/dL, リン=5.8 mg/dL
フード;ビオピュア、ロイヤルカナン、ドライフード
2020年10月2日、
クレアチニン=5.2 mg/dL, BUN=66 mg/dL
フード;ロイヤルカナン、ドライフード、トーラス B&S(ビフィズス菌)
2020年10月24日、
クレアチニン=3.8 mg/dL, BUN=69 mg/dL
フード;ロイヤルカナン、ドライフード、トーラス B&S(ビフィズス菌)
2020年11月20日、
クレアチニン=3.7 mg/dL, BUN=75 mg/dL
フード;ロイヤルカナン、ドライフード、トーラス B&S(ビフィズス菌)
2020年12月17日、
クレアチニン=4.2 mg/dL, BUN=66 mg/dL
フード;ロイヤルカナン、ドライフード、トーラス B&S(ビフィズス菌)
2021年3月25日、
クレアチニン=4.7 mg/dL, BUN=80 mg/dL
フード;ロイヤルカナン、ドライフード、カリナールコンポ
2021年4月26日、
クレアチニン=4.3 mg/dL, BUN=85 mg/dL、リン=6.3 mg/dL
フード;ビオピュア、ドライフード、カリナールコンポ
2021年5月27日、
クレアチニン=9.8 mg/dL, BUN=133 mg/dL、リン=10.8 mg/dL、貧血
入院点滴治療開始
3日で退院する予定だったが、数値が下がらず、5日間入院
2021年6月4日、
5日後も数値下がらず。退院。
入院前は食欲があったが、退院後食欲なくなる。
水は飲む。トイレはふらふら行ける程度。
2021年6月6日、
食欲まったくなし。黒いうんち。
2021年6月7日、
口にしたもの;ペット用高濃度プロポリス、スタミノン、スープ、水
2021年6月8日、
口にしたもの;ペット用高濃度プロポリス、スタミノン、スープ、水
2021年6月9日、
口にしたもの;ペット用高濃度プロポリス
黒いうんち
2021年6月10日、
口にしたもの;ペット用高濃度プロポリス
黒いうんち
2021年6月11日、
ほぼ寝たきりに。
黒いうんち3回
2021年6月12日、
ほぼ意識がなくなる、黒いうんち数回
2021年6月13日、
意識不明、少し呼吸が荒い、たまに手が小刻みに痙攣。黒いうんち数回。
亡くなる数時間前からすやすやと眠ったようになる。
数分目を離している間に永眠。16歳。
鳴いたり苦しそうにみえる時はほとんどなかった。
16年間ありがとう。
メモ
・点滴3日で数値が全く改善しない時点で連れ帰ればよかった。
・高齢になったらタンパク質とリンを摂り過ぎないようにするべきだった。
・早めに血液検査をするべきだった。
お世話になった商品
ビオピュア、ロイヤルカナン
どちらも腎臓病用缶詰、
どちらも食べたけど、ビオピュアの方が好きそうだった。
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ペット用高濃度プロポリス、スタミノン
亡くなる1週間前からほとんど何も食べなくなったので、少量でエネルギーが補給できるこれらをなめさせました。
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トーラス B&S(ビフィズス菌)
腸でビフィズス菌が窒素物を代謝してくれるとのこと。
正常時から飲ませてもいいかも。
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