今回ご紹介するのは、
ソフィー・ザデ「感情を表す表情は普遍的なのだろうか?」
世界中のどこの文化でも表情は同じ意味を表すのでしょうか?
という内容のビデオで、答えが知りたくてTEDICTしました。
こちらはこれまで紹介したTED講演とは少し違うのですが、TEDが立ち上げた“TED-Ed”と呼ばれる事業(招待した教師たちとのコラボレーションによってビデオ教材を作るプロジェクト)により作成されたビデオになります。
TED-EdのビデオもTEDICTにあります。
おすすめ英語学習アプリTEDICT(Android可)! - ウーパールーパーの智慧
*以下、内容のポイントですが、意訳も入っていて間違えていることもあると思いますので、正確な内容はTEDedを視聴して確認して下さい。
ポイント
1.人は顔にある約40の筋肉を様々な組み合わせで動かすことで沢山の表情を作ることができる。
2.20世紀半ばまで、表情は学習によって習得されるものだとの考えが大多数を占めていたが、以下の様な事実により先天的なものだと示唆されている。
3.1960年代に、人里離れた部族の映像が調べられ、状況に応じた見慣れた表情が確認されている。また、西洋文化に触れていない部族の人々に物語をみせたところ、正しい表情を示した。
4.生まれつき目の見えないアスリートも目の見えるアスリートも勝敗により同じ表情を示す。
5.なぜ表情は普遍的なのか?という問いに対しては、危険などを仲間に伝えるのに重要で生存に必要だから。恐怖を感じたときに目を見開き多くの酸素を吸う事で戦いや逃亡の準備を整える必要があるから、などの説があるが更なる研究が必要だ。
6.見知らぬ土地で見知らぬ人たちに会った時、笑顔は有効であるということ!
感想
表情が先天的なものだとは思っていなかったのでビックリしました。
昔、近所に、笑ったような表情をする犬がいたのですが、もしかしたら本当に笑っていたのかもしれませんね!
ちなみに、チンパンジーも笑うときに人と同じ表情筋を使うのだそうです!